カイヅカイブキ
今回はカイヅカイブキをピックアップしてみたいと思います。好きな木の1つ!
好きな点は3つ、色、杢、香りです。
カイヅカイブキ(貝塚伊吹、学名:Juniperus chinensis 'Kaizuka')は、ヒノキ科ビャクシン属の小高木。ビャクシンの栽培品種。枝が巻き上がるように生育する。
この木は意外といろんな家の庭先に植えられています。この木と出会うまではそんなこと気にしていませんでしたが、結構見かけます笑
まず、この色。鮮やかなピンク色をしています。時間が経過していくともう少し赤みがかってきますが、とてもきれいです。日本の木でここまでのピンク色は他にありません。海外にはチューリップウッドというピンク色した木も存在します。チューリップウッドはまたの機会で。
次に杢目です。Wikipediaに書いてあるように、巻き上げながら、ねじれながら成長していきます。そのため、製材してみると非常に面白い顔を見せてくれます。
こんな感じです。白と赤が混ざり気味。ただ、ねじれて成長していくため、板にしたときにねじったり反りやすいというのが難点。
最後、3点目は香り。ヒノキ科ですので、ヒノキを思わせるさわやかな香りがしますが、全然違います。たとえるならば、色鉛筆を削った時のような笑。友達がそう言っていて、なるほど!と感心したのでそのまま使います。
出会ったときは、色、杢、香りを是非チェックしてみてください。