いけりんと木

林業と木工で感じる木のこと

アリ加工

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栃の木

 きっかけというのははっきり覚えていないですが、たまたま作ったトチのお皿の木目を生かしたいと思い、アリを焼きペンで書いてみました。

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トチ

 面白くなって、約200匹のアリを書いてみたところ、「面白い!」との声をいただき、さらにやってみようと思ったわけです。

 

 しかし、1匹ずつ書いていくのはとても途方もなく手間で、正直これっきりにしようと思っていたところ、ふと思いつく、「焼き印作ったら、たくさんできる」。なんせ,アリの胴体はスイスイ書けますが、足がまあ細くするのが難しい。

 

 早速注文。

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とち

 今の時代、ネットで何でも注文できるようになりましたので、すぐできました。ただ、サイズ感は若干の失敗。

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栃のアリ

 リアル感は追及しました。一方でちょっと大きい笑。注文する前に悩みました。小さくしたときに、脚がうまく焼けるだろうか?ぼやけてしまったりするのは避けたいので、大きめにしたら、ちょっと後悔笑。

 

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ありととち


 まあ、賛否はあります。食品を乗せるものにアリ!?僕の木工の師匠には否定されました笑。けど、僕は面白いと思うのでやり続けます。また、面白いと思う人が買ってくれたらいいなと思いますしね。

 

 ここだけの話、焼き印を材に押し付ける作業は地味に手が疲れてしまう。焼きペンよりかは早いから良しとしよう。